Massar音楽プロジェクト
https://soundcloud.com/user-239610251
この回路についてみていきます。
下記は、カットオフ周波数を変えたときのそれぞれの出力波形です。 Fig.8 ハイパスフィルタ回路のカットオフ周波数違い、 トランジェント解析結果 一番下が入力信号、1kHz、振幅1Vです。 上から、カットオフ周波数が、10kHz、5kHz、100Hzの回路を通した結果となっています。 例えば、一番上のカットオフ周波数が10kHzの場合を考えると、入力信号1kHzは、カットオフ周波数より十分低い周波数なので、信号は、減衰しています。 また、カットオフ周波数が100Hzの場合は、入力信号1KHzに対し、カットオフ周波数より十分高いので、信号は、減衰せずほぼ同じ信号が出力されています。 以上、ハイパスフィルタの動作を詳しくみてきましたが、入力信号にこのハイパスフィルタを通すと、入力信号のバイアス電圧をカットし、AC信号成分のみを内部回路の基準電圧に変換し、回路に入力することができる便利な回路です。